今回演奏される作品の多くは四重奏の形式で書かれていますが、今回は各団体それぞれの編成で、六部オリジナルの作品、作者ゆかりの編曲者が低音を補筆した作品、石村隆行先生が整曲くださってご提供いただいた作品、頒布会企画にあたり小穴雄一氏が低音加筆した作品となっております。

これらの作品は戦前オルケストラシンフォニカタケヰを始め、各地の合奏団でしばしば演奏されていながら、現在は殆ど耳にする事がなくなってしまった楽曲や、楽譜の調達ルートが減少し演奏機会が失われてしまったかもしれない楽曲、これまで本邦にもたらされてこなかった楽曲などが多く含まれております。
昨今の様々な社会情勢を踏まえ、少人数で比較的取り組みやすいレパートリーをお探しの皆様にもご参考にしていただけるのではと考えております。

​​ぜひ多くの方にお聴きいただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。