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マンドリン音楽資料館を設立するきっかけとなった、故金原一氏が収集所蔵した楽器をこの度ご遺族の意向も踏まえ、絃楽器のイグチ様にて委託販売する事となりました。

まず、リペアの必要がなくそのままの状態でご使用いただけると査定いただいた楽器をご紹介いたします。

試奏等ご希望の方はぜひ絃楽器のイグチ様にご相談ください。

​なお、下記表記価格は税別です。

アンカー 1

Mandolin

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Vinaccia 1775                                                

Vincenzo Vinaccia(1740~1802)の製作品。

作者はGennaro Vinacciaの息子。

現在のスティール弦ではなくガット弦を貼っていた。

当時はトレモロ奏法は存在しておらず、木の皮や鳥の羽を使って弾いていた。

バロックまたはそれ以前の楽曲を弾く際にはモダンマンドリンよりも演奏効果があると思われる。

 販売価格 ¥500,000

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Vinaccia 1888                                               

AchilleとGennaroの兄弟の経営によるVinaccia社の楽器

Viancciaの全盛期と思われる。製作本数、種類も多く、日本でも多く見ることができる。

 販売価格 ¥700,000

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Vinaccia 1904                                                    

上記1888と同じ製作所である。ピックガードに装飾が施されているが、当時としては中間クラスの楽器であった。

 販売価格 ¥600,000

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Domenico Zanoni   
詳しくはわからないが、19世紀から20世紀にかけてのナポリの製作者で、
所謂、普及品、廉価版といった楽器が多い。

 販売価格 ¥250,000

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S大野 1958             

大野繁氏の楽器であるが、この年代は正確には弟子の林氏が制作している。

所謂、国産のオールドといってよい。製作当初は音の出ない楽器であったが、年月を経て伸びやかな音へと成長している楽器である。

 販売価格 ¥450,000

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野口SA 2011           

現在も製作をしている野口實氏の製作楽器。

SAは最も人気があり、使用している人も多い。深みのある音質が特徴である。

 販売価格 ¥100,000

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落合1976                             

落合忠男氏製作の楽器であるがこの頃は弟子の米丸氏が製作していたと思われる。

音質は軽いが、造りが頑丈で故障が少ない。

 販売価格 ¥100,000

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スズキ                     

スズキ楽器製作所の量産品である。

現状だと使うことは可能かと思われる。

 販売価格 ¥10,000

アンカー 2

Mandola

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大野マンドラ 2009    

大野のラベルになっているが、製作は野口である。

セラック塗装が施されており、深く円やかな音がすることで日本国内でも使う人は多い。

 販売価格 ¥200,000

アンカー 3

Liuto Moderno

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Perugia Liuto Moderno 1898                            

詳しくはわからないが、フィレンツェの製作者。ラベルはペルージャのフェルナンドとなっている。ボディの形はヴィナッチャに似ていて弦長が長くなく弾きやすい楽器である。リュートとしてはとても良い音がしている。

 販売価格 ¥800,000

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